期末考査も終わり、そろそろ夏休みがやってきますね。生徒の皆さんの1学期の取り組みについて、今週〜来週にかけての定期面談にて、お家の方とお話をさせていただきますので、ご都合のつかれるお家の方はぜひよろしくお願いいたします。
さて、今日は生徒さんからよく寄せられる、「音楽を聴きながら勉強するのは、いいことなんですか悪いことなんですか」という質問について少しお話させていただきますね。
これについては、
「音楽を聴きながらの方が集中できる」という人と、「音楽を聴いているとそっちに集中してしまって、勉強が進まない」という人と、両方いるのが事実です。
だから、家で勉強するときは、自分に合う方法を選んでいいよ、とはお答えしています。
ただ、「音楽を聴きながらじゃないと集中できない」くらい音楽に頼りきりになっている場合については、それはあまりよくないよ、ともお答えしています。
なぜなら、試験のときは、音楽を聴くことができないからです。
少し話がそれますが、特に試験前の演習のときは、
「質問したりテキストを見たりして答えを書けた問題については、できなかった問題と一緒なわけだから、赤ペンで答えを書くか、印をつけておこうね」と皆さんにお話しています。
そうしないと、あとで復習したときに、自分でできた問題だと思ってしまいます。
試験のときは、もちろん調べることも誰かにたずねることもできません。
頼れるのは、自分の頭だけです。
本番だけできる、という人は珍しいです。
練習の段階から、
「試験のときを意識して、試験のときに近い状態を心がけて」
ということを心に留めておいてください。
だから、音楽についても同じです。
音楽がないとダメ!という人は、せめて試験前1週間だけでも、音楽なしで集中できるよう努力してみてください。
ちなみに私は、音楽が大好きなので、そっちに意識が向いてしまい、自分の好きな音楽を聴きながらだと勉強に全く集中できないタイプでした。
だから、勉強中には音楽を聴くことはしていなかったですし、試験前は勉強以外の時間でも、音楽をできるだけ聴かないようにシャットアウトしてたくらいなんです。国語や英語の長文を読んでいても、音楽が頭に浮かんできてしまうくらい音楽が好きだったので(笑)
これは極端な例ですが、音楽が好きな人こそ、加減が難しいと思うので、音楽とうまく付き合っていきましょう!
途中でちょっと説明した試験前の勉強法については、また今度さらに詳しく、記事を書きますね!
講師 畑 涼子
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