今回は、高得点のさらに上、超高得点を取る方法について考えていきたいと思います!

皆さんの中には、すでに5教科450点前後取れるようになっているけれど、もっとその上を狙っていきたい、と考えている方も少なくないと思います。その気持ち、よくわかります。以前お話した通り、私は490点前後を目標に自分を追いこんでいた中学時代を過ごしていたので、皆さんから「誰にも負けたくない」「450点ぐらいでは満足できない」という声を教室で聞くと、自分と似ているなと昔を思い出し、なんとか一緒に実現したいなと強く思います。


正直、350点くらいを400点以上に、400点くらいを450点くらいに、のように、レベルが上がっていくにつれて、難しさは増します(もちろん、個人差はあります)。単純に、「落としていい点数」がどんどん少なくなっていくからです。

このようなグラフをイメージしてください。

FullSizeRender



横のラインを習熟度(レベル)、縦のラインを伸び(効果、結果)だと見ると、レベルが上がれば上がるほど、伸びが緩やかになってゆく形です。このように、勉強に限らず、物事は極めれば極めるほど、少し力を伸ばすだけでとても大きな努力が必要になってくることは多いです。

最初の方は、少し努力量を増やすとグングン力が伸びるのに、ある程度の高いレベルまでくると、これまでと同じように努力量をちょっと増やす程度では、ほとんど伸びなくなってしまいます。勉強に関して言うと、この「ある程度極めたレベル」が450点前後、つまり平均90前後のラインである場合が多いです。


したがって、そのさらに上にいくためには、試験前の努力に関して言えば並々ならぬものが必要になりますし、ただ単に努力量を増やせばよいという問題でもありません。

少し前置きが長くなりましたが、私なりの方法を紹介したいと思います。


まず、1つ目に、心持ちについてです。

例えば470点以上くらいを目標にするとしても、5教科で30点しか落とせません。平均94点ですから、1教科にすると6点しか落とせません。

圧倒的に「落とせる点数」が少ないです。

つまり、試験まで、「範囲の内容を、どこをつつかれても良いように完璧に理解する」「ほんの少しの知識の穴でさえも残さない」という、完璧を求める心持ちが必須になります。「だいたい大丈夫」では、必ずわずかな穴から失点します。


「本当に完璧に大丈夫か」の判断の基準としては、「その内容を、「説明しなさい」のような記述式で聞かれたとしても、答えられるか?」と自分に問うことです。教科書やテキストの説明をしっかり理解した上で暗記しても良いですし、自分の言葉でちゃんと「テスト本番で再現できる」という自信があれば、大丈夫です。私は本当に不安症だったので、試験対策のノートを作って記述暗記ページを作っていました。今見ても凄まじい暗記量です(笑)次回は2つ目として、このノートについて、実際の画像とともに説明していきますね。